女性の仕事と残業

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「女性の仕事と残業」は、女性に限らず男性の残業も同様に「普通」になってきています。残業をする理由は、日中に他の仕事が入ってできなかったから、予定量以上の仕事が入ってきてしまったから、というのが一般的でしょう。

交代制の看護の仕事で残業する必要があるか?と言われることがありますが、この問いに対して言えるのは、「ある」です。職種にもよるでしょうが、昼間する仕事は量的には適量でも人から頼まれる雑用に時間を取られ、日常の業務がこなせないのが普通です。書かなければならない書類はたくさんあります。引き継がずに同じ人がやってくれるとスムーズなものも多い。例えば、ご家族への説明や医師への報告など。

夕方頃になると病棟は人が少なくなり、かかってくる電話も少なくなるので比較的自分の仕事が進むということもあります。それでも終業時間後一時間ほどが限度です。それ以上時間をかけると、疲労からヤル気がなくなり仕事効率がガクッと落ちてきます。効率が落ちてきた時点で「本日の仕事は終了」とすべきです。それ以上しても効率が悪くかえって時間をロスしていることが多いように思われます。女性の仕事で残業をすることが悪いとは言いません。が、残業は終業時間内にできなかったことに対する「罰」のような気持ちがいつもしてしまい、いかに能力がないか責められているように思えます。

いままで働いた職場で残業のないところはひとつもありませんでした。ほとんどが終業時間後1時間か2時間くらいはほぼ毎日残業で、そのうちこれではダメだと思うようになり皆で「ノー残業デー」を設定して、実行をしました。やってみると意外に残業なしでも業務は進むのです。これには完敗しました。人は残業することに慣れて甘えてしまうところがあります。昼間忙しかったからを理由にして「残業すればいいや!」とつい出てしまうのです。その点、縁あって茨城に越してきてからはあまり産業がありません。都市部に隣接していながら、人口が少ない、けれど病院はたくさんあります。だからでしょうね。

茨城とはいえ、病院によって大きく違いがあると思いますが、仕事の余裕さえ感じます。

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